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更新日:2023年9月29日

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感染症発生動向調査とは

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感染症発生動向
調査情報

トピックス

感染症発生動向
調査とは

感染症予防啓発

tochimaru3     感染症発生動向調査について説明します。

感染症発生動向調査事業の目的等

 本事業は、昭和56年から全国で実施されています。
 平成11年4月に「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(いわゆる感染症法)が施行され、同法第3章(第12条~16条)による施策として位置づけられました。
 感染症の発生状況を正確に把握・分析し、その結果を的確に提供・公開することにより、これらの疾病に対する有効かつ的確な予防対策の確立に資することを目的に実施しています。

・関連する要綱等
感染症発生動向調査事業実施要綱の一部改正について 感発0925第4号(PDF:53KB)
感染症発生動向調査事業実施要綱(PDF:270KB)一部改正されました。(令和5年9月25日 から施行)

栃木県結核・感染症発生動向調査事業実施要領(PDF:213KB)一部改正されました。(令和5年9月25日から適用)
別記様式1:検査票(栃木県)(PDF:233KB)

感染症発生動向調査についてはこちら!(厚生労働省HPへのリンク)(外部サイトへリンク)
 

感染症発生動向調査の対象となる疾病 

対象となる疾病の届出基準及び届出様式についてはこちら!(厚生労働省HPへのリンク)(外部サイトへリンク)
 

全数把握対象疾病・・・全ての医師が報告を行う疾病です

 

※感染症法に基づき、1類、2類、3類、4類の感染症、5類の一部感染症、新型インフルエンザ等感染症、指定感染症について届出をします。

1類感染症(7疾病)
 エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱

 
2類感染症(7疾病)
 急性灰白髄炎、結核、ジフテリア、重症急性呼吸器症候群(病原体がコロナウイルス属SARSコロナウイルスであるものに限る)、中東呼吸器症候群(病原体がベータコロナウイルス属MERSコロナウイルスであるものに限る)、鳥インフルエンザ(H5N1)、鳥インフルエンザ(H7N9)


3類感染症(5疾病)
 コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフス、パラチフス


4類感染症(44疾病
 E型肝炎、ウエストナイル熱(ウエストナイル脳炎を含む)、A型肝炎、エキノコックス症、エムポックス、黄熱、オウム病、オムスク出血熱、回帰熱、 キャサヌル森林熱、Q熱、狂犬病、コクシジオイデス症、ジカウイルス感染症、重症熱性血小板減少症候群(病原体がフレボウイルス属SFTSウイルスであるものに限る)、腎症候性出血熱、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、炭疸、チクングニア熱、つつが虫病、デング熱、東部ウマ脳炎、鳥インフルエンザ(H5N1及びH7N9を除く)、ニパウイルス感染症、日本紅斑熱、日本脳炎、ハンタウイルス肺症候群、Bウイルス病、鼻疽、ブルセラ症、ベネズエラウマ脳炎、ヘンドラウイルス感染症、発しんチフス、ボツリヌス症、マラリア、野兎病、ライム病、リッサウイルス感染症、リフトバレー熱、類鼻疽、レジオネラ症、レプトスピラ症、ロッキー山紅斑熱


5類感染症(全数把握疾病)(24疾病)
 アメーバ赤痢、ウイルス性肝炎(A型肝炎及びE型肝炎を除く)、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症、急性弛緩性麻痺(急性灰白髄炎を除く)、急性脳炎(ウエストナイル脳炎、西部ウマ脳炎、ダニ媒介脳炎、東部ウマ脳炎、日本脳炎、ベネズエラウマ脳炎及びリフトバレー熱を除く)、クリプトスポリジウム症、クロイツフェルト・ヤコブ病、劇症型溶血性レンサ球菌感染症、後天性免疫不全症候群、ジアルジア症、侵襲性インフルエンザ菌感染症、侵襲性髄膜炎菌感染症、侵襲性肺炎球菌感染症、水痘(入院例に限る)、先天性風しん症候群、梅毒、播種性クリプトコックス症、破傷風、バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌感染症、バンコマイシン耐性腸球菌感染症、百日咳、風しん、麻しん、薬剤耐性アシネトバクター感染症


新型インフルエンザ等感染症(4疾病)
 新型インフルエンザ、再興型インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、再興型コロナウイルス感染症

 

指定感染症(該当なし)
 

定点把握対象疾病・・・ある決まった医療機関(定点医療機関)が報告を行う疾病です

  定点医療機関と週報報告疾病、月報報告疾病、疑似症報告についてまとめています。

 

定点名

報告対象疾病

週報
報告

インフルエンザ
/COVID-19
(2疾病)

インフルエンザ、COVID-19

小児科
(10疾病)

RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、
感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑、突発性発しん、
ヘルパンギーナ、流行性耳下腺炎

眼科
(2疾病)

急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎

基幹
(5疾病)

細菌性髄膜炎、無菌性髄膜炎、マイコプラズマ肺炎、
クラミジア肺炎(オウム病を除く)、感染性胃腸炎(ロタウイルス)、
〔インフルエンザ(入院)、COVID-19(入院)〕
月報
報告

性感染症
(4疾病)

性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、
尖圭コンジローマ、淋菌感染症

基幹
(3疾病)

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌感染症、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症、
薬剤耐性緑膿菌感染症
発生時
報告

疑似症

発熱、呼吸器症状、発しん、消化器症状または神経症状その他感染症を疑わせるような症状のうち、医師が一般に認められている医学的知見に基づき、集中治療その他これに準ずるものが必要であり、かつ、直ちに特定の感染症と診断することができないと判断したもの。

                                                      

栃木県内の定点医療機関数

      定点医療機関数は、国の感染症発生動向調査事業実施要綱で定める計算式を参考に算出しています。

     teiteniryoukikansuu                                                           

     週報報告:インフルエンザ/COVID-19定点、小児科定点、眼科定点、基幹定点の
          各指定医療機関 からの報告

         月報報告:性感染症定点、基幹定点(薬剤耐性菌感染症)の各指定医療機関からの報告 
    

警報・注意報基準について 

◦感染症発生動向調査における定点把握対象疾病のうち、公衆衛生上その流行の早期把握が必要な疾病について、流行の原因究明や拡大阻止対策などを注意喚起するために、警報・注意報の基準値が定められている疾病があります。

警報レベル :大きな流行が発生または継続しつつあると疑われる。

注意報レベル:流行の発生前・・・今後4週間以内に大きな流行が発生する可能性が高いと疑われる。

       流行の発生後・・・流行が継続していると疑われる。

感染症発生動向調査 警報・注意報基準値

疾 病

警報レベル

注意報レベル
開始基準値 終息基準値 基準値
インフルエンザ 30 10 10
咽頭結膜熱 3 1 -
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 8 4 -
感染性胃腸炎 20 12 -
水痘 2 1 1
手足口病 5 2 -
伝染性紅斑 2 1 -
ヘルパンギーナ 6 2 -
流行性耳下腺炎 6 2 3
急性出血性結膜炎 1 0.1 -
流行性角結膜炎 8 4 -

 注意報レベルは、ある決まった医療機関(定点医療機関)の1週間あたりの平均報告数が、注意報の基準値以上の場合を言います。

 警報レベルは、ある決まった医療機関(定点医療機関)の1週間あたりの平均報告数が、警報の開始基準値以上で開始し、終息基準値未満で終息となります。

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参考:各保健所・健康福祉センター担当区域
宇都宮市保健所(宇都宮地区)    :宇都宮市
県西健康福祉センター(県西地区):鹿沼市、日光市
県東健康福祉センター(県東地区):真岡市、益子町、茂木町、市貝町、芳賀町
県南健康福祉センター(県南地区):小山市、上三川町、下野市、野木町、栃木市、壬生町
県北健康福祉センター(県北地区):大田原市、那須町、那須塩原市、矢板市、塩谷町、さくら市、高根沢町、那須烏山市、那珂川町
安足健康福祉センター(安足地区):足利市、佐野市


 

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お問い合わせ

保健環境センター 企画情報部

〒329-1196 宇都宮市下岡本町2145-13

電話番号:028-673-9070

ファックス番号:028-673-9071

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