重要なお知らせ
更新日:2021年11月19日
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令和3年11月8日(月曜日)に、益子町北運動場において、令和3年度芳賀地域家畜伝染病防疫対策演習を実施しました。午前に野球場東側駐車場において消毒ポイント演習、午後に体育館において集合施設・防疫拠点演習を実施し、芳賀郡1市4町・農業協同組合・農業共済組合・警察署・消防署・栃木県建設業協会芳賀支部・栃木県畜産協会・栃木県職員等のべ99名が出席しました。
芳賀地域では、令和3年3月に芳賀町の養鶏場において高病原性鳥インフルエンザの発生があり、出席者は当時の経験も踏まえながら、緊張感を持って演習に臨みました。
鳥インフルエンザや豚熱の発生は、畜産農家のみならず畜産物の安定供給や食の安全・安心確保に影響を与えるなど、地域経済に及ぼす影響は甚大です。今回の演習を通して、関係者がそれぞれの役割を確認し、万一の発生時にも迅速かつ確実に対策がとれるよう一層の連携を図っていきます。
消毒ポイントとは、発生農場周辺に出入りする畜産関係車両等を消毒する場所のことで、病気のまん延防止に重要な役割を担っています。
設置演習では、発生時の役割に準じて出席者を配置し、実際の発生時と同様にテントや看板及び動力噴霧器などの設置を行いました。また、芳賀地域広域行政事務組合消防本部の協力で、消毒薬を作るための水の供給も実施しました。運営演習では、デモンストレーション用に車を用意し、誘導、記録、消毒などの作業を実習しました。
看板設置と会場の様子
消防署による給水の協力
車両の消毒実演
集合施設及び防疫拠点は、発生農場へ向かう作業者をサポートし、防疫措置を遅滞なく進めるために円滑な運営が求められます。
今回の演習では、町内における発生の最大規模を想定したレイアウトで集合施設の設置を行いました。運営演習では、市町及び関係団体の協力のもと、農場内作業のための動員者が集合施設及び防疫拠点を通って作業する際の一連の流れを実習しました。動員者役の出席者は、実際に防護服や作業時の装備を着用し、動力噴霧器による全身消毒も体験してもらいました。
動員者への資材配布
防疫服の着用
防疫拠点における全身消毒
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芳賀農業振興事務所
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