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更新日:2010年11月30日

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第12章 いじめの問題とPTA

第12章   いじめの問題とPTA

   子どもたちをめぐる問題としていじめの解消が大きな課題となっています。PTAとしてどのように対応したらいいのでしょうか。

1  いじめの問題とPTA

   いじめの問題の解決のためには、学校での対応とともに、家庭や地域の役割が重要です。子どもたちの健全育成を主たる目的とするPTAとしては、積極的に地域の関係団体等と協議する機会を設け、地域ぐるみの対策を推進する必要があります。
   平成8年7月文部省(現  文部科学省)の「児童生徒の問題行動等に関する調査研究協力者会議」が発表した『いじめの問題に関する総合的な取組について』でも、PTAの関わりが示されています。

2  いじめの問題への対応 

  1   いじめの問題について認識を深める。

   いじめの問題については、一部の人の理解にとどまらず、会員全員が共通した認識を有することが大切です。私の子どもは関係ない、自分のクラスの児童生徒は関係ない、ということはありません。たとえ現在は行われていなくても、近い将来身近に発生することを未然に防ぐためにも、研修や学習会等を通して、全員の共通理解を図ることです。
   そのためには、学級(ホームルーム)、学年懇談会、地区別懇談会、広報紙等を通して、話し合いをしたり、情報提供を行ったりすることが考えられます。

 

  2  「いじめは絶対に許さない」という姿勢を示す。

   学校を初めとする関係各機関が、共通の姿勢を持つことが大切です。現に行われているいじめを、ないものとして無視したり、覆い隠してしまったりすることは、かえって深刻な事態を招きかねません。いじめられている子どもを受け入れ、いじめている子にその非を悟らせ、解決に向けて周囲が協力して取り組むことが大切です。

 

  3  生命を大切にする教育を行う。

   核家族化、ゲームの普及等により、本当の死に接する機会は少なくなり、再生可能な死のパターンに慣れてしまいがちな現代の子どもたちは、生命の尊厳について考える生活体験に乏しいと言えます。このような環境にある子どもたちのためには、他者の生命を大切にすることとともに、自分の生命を大切にすることを考える機会を与える必要があります。

 

  4  地域の関係機関等と連携、協議する場を設け、地域ぐるみの対策を推進する。

   大切なことは、学校を初めとする他の関係機関とともに問題を解決しようとすることです。問題が起こった際、原因を究明するのは大切なことですが、それは目的ではありません。解決のために一致協力してできることについて、日頃から連携しておくことが大切です。子どもたちの行動範囲が広がっている現代は、問題防止のためにも地域ぐるみの対策が大切になっています。
   地域活動を進めるうえで、行政機関では各種の委員等を委嘱しており、これらの機関と連携協力していくことが大切です。
   主な指導者としては次のような方々がいます。

名称 委嘱機関
(市町村)社会教育委員 市町村
社会教育指導員 市町村
体育指導委員 市町村
児童委員 市町村
民生委員 市町村
家庭相談員 栃木県、市
青少年指導員 栃木県
少年補導員 栃木県、市町村
青少年育成指導員 栃木県青少年育成県民会議

 

いじめの問題関連参考資料

「いじめの問題に関する総合的な取組について」
~今こそ、子どもたちのために我々一人一人が行動するとき~


平成8年7月
児童生徒の問題行動等に関する調査研究協力者会議


(抜粋)

2   いじめの問題の解決に向けた具体的な取組
   いじめの問題の解決に当たっては、家庭・地域社会、学校、教育行政の関係者全員が、相互に連携を図りつつ、それぞれの立場の課題について具体的な取組を根気強く、継続して行うことが極めて重要である。
   ここでは、「いじめ対策緊急会議」の報告(平成7年3月)で取り上げた当面取るべき方策を踏まえつつ、改めて、いじめの問題の解決に向けて、家庭・地域社会、学校、教育行政は如何に取組を進めていくべきかについて具体的な提言をすることとしたい。

 1 家庭・地域社会

(1)家庭教育の重要性の再認識
   いじめの問題に関する基本的認識においても指摘したとおり、いじめは家庭教育の在り方と大きく関わっている。人間として備えるべき基本的な考えや態度、すなわち、善悪の判断や正義感、他人への思いやりや弱い者を助ける勇気などを子どもに身につけさせる一義的な責任は、まず家庭にあることを強く銘記したい。常に子どもの生活態度に注意し、善悪の判断や正義感、他人への思いやりなどに欠けるところがないよう平素よりきめ細かく教え諭す家庭でありたい。そのためには、なにより深い愛情や信頼が基盤となる親子の関係が必要となるであろう。
   また、「弱いものをいじめることは人間として絶対に許されない」という第一の基本的認識をまず保護者が強く持たなければならない。また、保護者自らが自分自身の生活態度を不断に見直して、子どもに対し人間としての在り方を示すことが必要である。保護者自身が、家庭教育の重要性を再認識し、自らの重大な責務に十分な自覚を持つことが必要である。

(2)真の「心の居場所」となる家庭づくり

    (子どもたちへの十分な目配り)
   家庭は、深い愛情と信頼で結ばれ、強い人間関係に支えられた場所でなければならない。とりわけいじめられている子どもにとって、家庭は、安らぐことのできる真の「心の居場所」でなければならない。
   特に思春期にあっては、いじめを認めることの恥ずかしさや親に心配をかけまいとする優しさなどから、子どもたちは保護者にも打ち明けられずに悩んでいることが多い。
   家庭はこうした子どもたちの気持ちを真に理解し、温かく受け止める感性を持ってほしい。
   子どもにとって家庭が真に「心の居場所」となるためには、まず、子どもの日常生活に十分目を配ることが大切である。我が子がいじめられていないか又はいじめていないかなどについて十分に注意し、子どもが発する危険信号や子どもの変化を鋭敏にとらえることは、まず保護者の役割である。しかし、いじめアンケート調査の結果を見ると、家庭の現状は十分でなく、例えば自分の子どもがいじめられていることについて知っている保護者の割合は低く、中には子どもが話したのに、いじめはないようだと答える保護者もみられるという状況である。保護者に自らが今一度、子どもたちを温かく見守り、十分に目を配ることの大切さを改めて強く訴えたい。さらに、家庭の在り方が子どもの生活態度や情緒面に影響を及ぼし、このことがいじめの問題とも関わっているのではないかとの指摘があることにも留意する必要があろう。

    (親子の触れ合い)
   次に家庭には、保護者自身が子どもとの触れ合いの場を積極的に持ち、子どもを理解しようと努めることを望みたい。ボランティア活動や地域における行事等に親子で参加する、家族で一緒に会話をしながら食事をする機会をできるだけ持つよう日頃から心を配る、時にはハイキングなどの野外活動を子どもと一緒に楽しむなど、形は様々に考えられよう。大事なことは、こうした機会を持つということである。このような親子の活動を通して、地域における保護者同士の情報交換や様々な連携も期待でき、ひいては地域を挙げての取組にもつながるものと考える。
   また、家庭教育における父親の役割は重要であり、父親の子育てへの参加が当然の責任として求められる。いじめアンケート調査の結果においても、保護者の回答の大部分が母親であり、いじめた体験のある子どもの保護者が、子どものしつけについて「配偶者が協力的でない」ことに不満を持っている割合が全体に比べて高い結果となっている。
   また、「しつけに自信がもてない」、「子どもの考えていることがわからない」と答える者の割合が全体に比べて高くなっているなど、子どものしつけについての自信が揺らいでいる母親の様子がうかがえる。
   さらに、親子の触れ合いに際し、勉強や進学といった単一の尺度で子どもを評価したり、精神的な抑圧を加えず、広く大きな視野から子どもの成長を温かく見守ること、子どもの持つ特性・個性を十分に伸長するよう、手を差し伸べていくといったことに配慮することは極めて重要なことである。また、人生の目標や学習の目的、夢や希望といった事柄について、親子でじっくりと話し合うことも大切なことである。

    (家庭におけるコミュニケーション)
   家庭においては、子どもが悩みを気軽に打ち明けられるような雰囲気作りが何よりも大切である。そのためには、いじめられた場合には子どもを守り抜くという毅然とした姿勢を日頃から明らかにし、子どもが悩みや困難に遭遇しても、安心して保護者に悩みごとを相談できるようにしておくことが必要である。このところ子どもの自殺事件が後を絶たないことは、極めて残念である。これらの自殺事件のなかにはいじめに関連したと思われるものもある。子どもたちが、人生の幸福を十分に享受することなく、自らその命を絶つということは、決してあってはならないことである。
   子どもの自殺防止のため、学校の取組を充実することも大切であるが、まず家庭が生きることの素晴らしさや生命のかけがえのないことなどについてしっかりと話し合い、正しく理解させることが大切である。
   深刻ないじめはどの子どもにも起こり得るものである。すべての保護者が自分の子どもにも起こり得るとの強い認識を持つ必要がある。

(3)家庭と学校の役割分担
   いじめの問題をはじめ、児童生徒の教育については、家庭教育、学校、地域社会がそれぞれの役割を果たしながら、常に連携を密にして取組を進めることが大切である。家庭、学校、地域社会の連携を図ると同時に適切な役割分担を進め、三者における教育のバランスをよりよくしていくことが求められている。例えば、日常生活におけるしつけについては家庭がまず責任をもって対処する事柄であること、また、いじめの問題の解決には、家庭の役割が大きいものであることを強く認識してほしい。
   従来ともすれば、学校外での児童生徒の様々な非行事件について、その多くがまず学校へ持ち込まれ、学校にその対応が求められることが多かった。このような場合、本来まず家庭が責任を持って対処しなければ問題の解決はおぼつかないのである。
   家庭の責任がこれまで以上に求められることになるが、学校は家庭に要請すべきことは要請する一方で、学校としての責任を果たしつつ、家庭の役割を側面から支援すべき立場に立つものである。

(4)地域を挙げた積極的な取組
   いじめの問題の解決のためには、地域社会としても様々な取組を進めていくことが必要である。子どもたちに様々な社会体験、生活体験、自然体験を得させることを目的とした、青少年団体やスポーツ団体などの地域の各種団体の活動の一層の活発化民間活力を生かした各種のプログラムの展開など、各地域の実情に応じ、創意工夫を生かした運動が積極的に展開されることが期待されるところである。その際、地域を挙げたいじめの根絶運動として、例えば文部省が示している次のような取組事例も参考となるであろう。

〔取組事例〕

1  いじめ根絶推進本部の設置など
   市町村に、教育委員会、首長部局、学校、PTA、社会教育施設、青少年教育施設、法務局、家庭裁判所、児童相談所、児童委員、児童館、警察、少年補導センター、自治会、婦人会、青年団、子供会、商工会議所、スポーツ少年団、ボーイスカウト・ガールスカウトなどの青少年団体の代表、地域の退職警察官やスポーツ指導者などの協力を得て、キャンペーンの実施主体となる組織として「いじめ根絶推進本部(仮称)」を設ける。
   このような組織が主体となって、例えばいじめの問題をテーマとする市民大会の開催や都市宣言の採択、「いじめ根絶協調月間」の実施、又は子どもの参加による「いじめ根絶1日市議会」の開催などとともに、ポスター配付、垂れ幕、アドバルーン等による広報活動を積極的に行うことが考えられる。その際、地域の実情により、例えば、各中学校区単位程度ごとに実施のための組織を設けることも考えられてもよい。

2  スポーツ団体及び社会教育団体の協力
   いじめの問題の解決のための対策の一つとして、地域のスポーツ関係団体や指導者等の協力を呼びかけ、スポーツ活動等を通して、仲間との連帯感や協調性、フェアプレーの精神などを子どもに身につけさせるなどの指導を行ってもらうことも考えられてよい。
   また、地域の社会教育団体や指導者等の協力により、青少年のボランティア活動や自然体験活動等、地域における社会教育活動を通して、思いやりの心や弱いものを助ける勇気などを身につけさせるなどの指導を行ってもらうことも考えられる。

3  人材バンクの設置
   「いじめ根絶地域リーダー」(仮称)人材バンクを設置し、PTA関係者や地域の青少年活動のリーダー、退職教員、退職警察官などの協力を得て、ボランティアとして登録し、校外巡回や諸活動において子どもたちの指導を行ったり、相談相手になってもらったりする。
   また、この「いじめ根絶地域リーダー」を中心にして、「あいさつ運動」や、「声かけ運動」、「よその子を叱る運動」などのほか、有害自販機の撤去など地域の環境浄化活動等を展開する。

4  施設マスタープランの策定
   いじめの問題の解決のための地域の取組方針、地域において展開する様々な事業等を盛り込んだ「いじめ根絶地域マスタープラン」(仮称)を策定する。例えば、地域の社会教育団体、スポーツ団体、PTAなどの協力を求めながら、ファミリースポーツ・レクリエーション大会等を開催し、親子そろって一日を楽しむ機会を設けたり、ボランティア・各種体験活動などの地域行事に親子で参加できるよう、土曜日や日曜日に集中的に実施するなど、相互に有機的に関連づけたものとする。

5  意識啓発運動
   地域におけるいじめの問題に関する意識啓発を進めるための各種の運動を展開する。
   例えば、地元のテレビ・ラジオ、新聞や各種の広報などの地域のメディアに働きかけ、いじめの問題の解決のための広報活動を展開する。また、教育センターや児童相談所、人権擁護機関、警察など相談窓口機関の連携を深めるとともに、住民への啓発を図るため、関係機関の連絡会や一般参加の青少年教育相談シンポジウムを開催する。さらに、家庭の意識啓発を図るため、家庭向けパンフレット等各種資料を作成・配付したり、保護者、地域住民および教師間の共通理解を深め意識を高めるため、PTAが主体となって連携推進会議を設けたりする。

2  学校

(5)事実関係の究明等
3  保護者とのきめ細かな連携
   いじめアンケート調査の結果によれば、保護者がいじめについて教師に相談するケースは必ずしも多くない。そのことは教師や学校に対する信頼が十分ではないことの表れとも考えられることから、保護者からいじめについての訴えを受けた場合には、その不安感や苦しみ等に謙虚に耳を傾けることが必要である。いじめの問題を学校のみで解決しようとせず、家庭、さらにはPTA等に協力を求め、関係者全体で取り組むという姿勢が大切であると考える。

h  家庭・地域社会との連携協力
1    保護者への情報提供
   いじめの問題は、学校のみで解決することに固執することなく、家庭や地域社会と共同して解決を図る姿勢が重要である。そのためにも、学校と家庭・地域との間には、日頃から児童生徒の豊かな成長発達を中心に据えて、真の連携協力関係が築かれていなければならない。したがって、既に述べたように、学校は「開かれた学校」の観点に立ち、日頃から、いじめに関する情報を十分に提供して、保護者等の理解・協力を求めるとともに、各家庭でのいじめの取組のための具体的な資料として役立ててもらうような工夫が必要である。しかしながら、現地調査の結果、個別のいじめに関する情報はもとより、いじめの問題についての関連の通知や資料などの一般的な情報すら保護者に提供されていない事例もみられた。学校が保護者との連携協力に必ずしも積極的でないのは、いじめ事件の当事者について必要以上に配慮したり、他の子どもたちへの影響を過度に心配したり、また、時には、いわゆる事なかれ主義や学校の評価に関わる事柄を取り沙汰されたくないという心理などが働くためとみられる。しかし、このような学校運営の在り方はこれからは是非見直されなければならない。また、いじめの行為やこれに関連すると思われる児童生徒の学校外における行動等に関し学校に寄せられる情報に対し、学校が誠意のある対応を行うことが必要であることは言うまでもない。

2   PTAとの連携協力
   学校は、いじめの問題に関し保護者や地域の代表者との意見交換の機会を設けるほか、広く地域からいじめに関する情報を集める体制づくりを心掛けるなどの取組を一層推進していく必要がある。例えば、いじめの問題を協議する場として、中学校区ごとにPTAのみならず関係機関、青少年団体やスポーツ団体等によって構成される対策委員会などを組織することが積極的に検討されるべきである。
   特に、PTAと学校とのいじめに関する実質的な連絡協議の場を確保して、積極的な連携が図れるような開かれた学校運営が必要である。

3  懇談会等の持ち方
   学校と保護者とのコミュニケーションを一層充実するには、PTA活動の一層の活性化が不可欠である。そのためには、個々の会員が各自の都合に合わせて柔軟に参加できるような多様な活動形態を工夫するとともに、いじめ総点検の結果でもみられたように、休日や学校外などのPTA懇談会や保護者面談の開催など、開催時間や開催場所を見直して多くの保護者が参加しやすいように工夫することも必要である。学校が努力することによって、保護者の参加やPTA活動の活性化を促すことが重要と考える。

おわりに
3  大人の一人ひとり
   いじめの問題は、大人の一人ひとりに対して大きな意識の変革を迫っている。
   その一つは、他人を思いやることのない自己中心的な風潮や人間相互の連帯感の希薄化などについてである。物質的な豊かさの中で、社会全体がこうした様相を帯びており、この事がいじめを許し、見逃す背景の一つであると指摘されている。大人の一人一人が、このことに対して十分な認識を持つとともに、省みるべき部分は真摯に省みるという姿勢が大切である。
  また一つは、いじめについての意識そのものである。いじめについては、いじめは大人の社会でも人間集団のあるところには必ずみられるものであり、いじめを根絶することは困難である、あるいは、いじめられる子どものほうがまず集団生活のなかで強く生きる力や耐える力を身につけるべきであるとの考えが、なお一部にみられる。いかなる理由があれ、弱いものをいじめるという卑劣な行為が正当化されることはないのであって、「いじめは絶対に許されない」という当然で明快な一事を社会全体の共通のルールとして確立し、いじめに対して社会全体で毅然とした態度で臨む必要がある。
   さらには、我々の社会の同質思考の意識がこれまでいじめの問題と関わって子どもたちの心に大きな影を落としている。大人の一人一人が過度の同質思考を排除し、真に個を大切にし、個性や差異を尊重する態度やその基礎となる新しい価値観の形成を援助してほしい。
   いじめの問題の解決のためには、こうした意識面での変革に加えて、大人の一人一人が、それぞれの立場でその責務を自覚し、まず可能な取組から着手することが求められる。身近に行われている子どものいじめや非行等について無関心な大人も多くみられるところである。大人の一人一人は地域社会の一員として、地域全体で子どもを育てるという観点から、こうした行為に見て見ぬ振りをするのではなく、他人の子どもでも声かけするなど地域の大人として注意を払ってほしい。また、PTA、青少年教育、スポーツ活動などに携わっている場合には、これらの活動を通じて、いじめは許されないこと、いじめに負けず、どんなことがあっても自ら死を選ぶようなことのないよう働きかけをお願いしたい。さらには、いじめられている子どもから相談があったときは、親身になって相談に応じ、生きることの素晴らしさや自分の良さに気づくよう手を差し伸べてほしい。
   いじめの問題は、家庭、学校、地域社会の連携を一層推進し、一体となった取組を行うことにより、必ず改善が図られるものである。
       “今こそ、子どもたちのために我々一人一人が行動するとき”にあることを訴えたい。

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