重要なお知らせ
更新日:2025年11月1日
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何の予兆や既往歴もないまま乳幼児に突然の死をもたらす疾患です。
乳児の死亡原因の上位を占めています。
乳幼児突然死症候群(SIDS)は、12月以降の冬期に発症する傾向があるため、毎年11月は、発症の予防に対する普及啓発を重点的に行う「乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間」です。
SIDSの予防法は確立していませんが、以下の3つのポイントを守ることで、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症率が低くなるというデータがあります。
(1)1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう。
SIDSは、うつぶせ、あおむけのどちらでも発症しますが、寝かせる時にうつぶせに寝かせたときの方がSIDSの発症率が高いということが研究者の調査からわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。これは、睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。
(2)できるだけ母乳で育てましょう。
母乳で育てられている赤ちゃんの方がSIDSの発症率が低いことが研究者の調査からわかっています。
(3)たばこをやめましょう。
たばこはSIDS発症の大きな危険因子です。妊娠中の喫煙はおなかの赤ちゃんの体重が増えにくくなり、呼吸中枢にも明らかによくない影響を及ぼします。妊婦自身の禁煙はもちろんのこと、妊婦や赤ちゃんのそばでの喫煙はやめましょう。これは、身近な人の理解も大切ですので、日頃から喫煙者に協力を求めましょう。
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