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更新日:2019年11月22日

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土地改良協議会主催による土地利用型園芸等の視察研修会が開催されました【令和元(2019)年11月】

  令和元(2019)年11月12日(火)、河宇土地改良協議会及び宇都宮市土地改良協議会の共催で、令和元年度先進地視察研修会を開催しました。当協議会では毎年度、先進的な取組を行っている組織等の視察研修を行っておりますが、今年度は河内管内の各土地改良区の役職員や関係機関の職員計42名が参加し、群馬県にて露地野菜の振興や水管理についての研修を行いました。

 

 令元先進地視察研修1

  露地野菜の振興については、農事組合法人二ノ宮にて組織の経営や露地野菜の生産に関する説明をいただきました。94haの農地を管理しながら、主事業の米や麦だけでなく、ブランド化された野菜の生産にも取り組んでいました。作業計画表を作成してスケジュールを管理し、作業前にミーティングを必ず実施するなど、万全の管理体制を整備しているだけでなく、パソコンや携帯端末を用いて効率的にほ場の管理を行っていました。作業者が農作業に取り組みやすい環境整備を行うことで、安定した組織運営を持続しているのだと感じました。この他、広報誌の発行や地域の祭りへの出店、感謝祭の開催などにも力を入れており、地元との繋がりを大切にしているというお話も聞けました。

 

 令元先進地視察研修2

  水管理については、広瀬桃木両用水土地改良区にて先進的な水管理システムについての研修を行いました。当土地改良区では、天気や水量の情報を受信するだけでなく、ゲートの操作も携帯電話で行えるようにしています。システムで一括で管理することにより、組合員からの水不足の連絡だけでなく、台風による大雨などへの対応をスムーズに行っており、用水供給の他に防災面にも大きな効果があるということが印象的でした。

 令元先進地視察研修3 

 

  研修参加者は、先進的な事例に触れることで大変刺激を受けました。露地野菜の導入や先進的な水管理を行いたい考えはあっても、なかなか思うように進まないのが現状です。学んだ取組を少しでも取り入れることで、今後の土地改良区の将来に繋げていきたいとの声もあり、非常に有意義な研修でした。

 

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