いちご学科では独自の取り組みとして、1年生を対象としたカリキュラムの中で、就農準備に向けていちご産地の「いま」を学ぶ「産地調査」を実施しています。学生が県内のいちご産地に赴き、各産地のJAの取組やいちご生産現場の現状等を4日間に分けて調査を行いました。
JAからは、産地ごとの生産状況や、地域の特色などの説明をいただきました。また、学生からは、最近の新規就農者の栽培状況などについて積極的に質問が出され、新規就農者へのサポート体制や、地域の新規就農者の事例など、これから就農するにあたってのアドバイスなどを伺うことができました。
また、各地の生産者のほ場を見学させていただき、生産者からは、いちご栽培を行う上で心がけていることや、自らの経営理念など貴重な話を伺うことができました。学生の質問にも丁寧に答えていただき、学生からは「学校とは異なる栽培方法を見学することができて良かった」、「自分が就農を希望している地域の方の生の声が聞けて参考になった」などの声が聞かれました。
新規就農にあたって必要となる、土地の確保や人材の雇用、経費の問題など、各自が抱える課題が明らかになるとともに、改めていちご栽培の魅力や面白さを感じることができた、有意義な機会となりました。
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JAはが 野産地概要説 |
JAおやま 集出荷所 |
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株式会社 鈴木いちご農園 育苗圃 (宇都宮市) |
株式会社ベリーズバトン 育苗圃 (真岡市) |
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