重要なお知らせ
更新日:2025年9月30日
ここから本文です。
今年もお盆を過ぎてもうだるような暑さが続いています。
畜産学科で飼っている牛は体内に第一胃という発酵タンク=大熱源を抱えていて、毎年、夏は暑さとの死闘を繰り広げています。昨年度このコーナーに掲載した搾乳パーラーの首元散水と追加水槽は、記録的猛暑の今年も順調に稼働しています(いずれも令和2年度設置)。水槽は給水が手動なので、混雑時は水栓を開けて補充しながら飲んでもらい、お客さん(牛たち)がひけたら閉める…と手間も時間もかかるのですが、今年は学生が自発的に“おかわり”を入れてくれています(「牛への愛♡」だそうです。嬉しいですね)。
昨年シーちゃん(牛)と約束した牛用プールはまだ設置できていませんが、今夏は、風の取り込み側である牛舎西側の屋根を冷やすために、灌水ホースを設置してみました。真夏の日差しの前では文字どおり“焼け石に水”のように見えますが、一番暑さに弱い搾乳牛が住むエリアはなんとかカバーできているようです。牛舎の屋根形状から、効果は限定的かもしれませんが、少しでも牛の快適性が向上する可能性があるなら、できることはやってみるのが我らが畜産!
畜産学科では、これからも牛ファーストの精神で“カイゼン”を続けていきます。