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更新日:2023年12月22日
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栃木県では、11月から3月を「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」と定め、本年度もノロウイルス食中毒予防対策の徹底について、関係機関、団体等を通じて幅広い注意喚起を推進しております。2023/2024シーズンは、本年度の「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」において初めて、県内(宇都宮市内)の飲食店営業施設を原因とするノロウイルスによる食中毒が発生したことから、11月30日付けで「ノロウイルス食中毒特別警戒情報」を発信しました。
現在ノロウイルス食中毒発生の危険性が特に高まっていますので、ノロウイルスによる食中毒を正しく理解し、より一層予防対策に努めましょう!
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※ 1nm=0.000001mm
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ノロウイルスによる食中毒についてノロウイルスに感染した食品取扱者(食品の製造等に従事する者、飲食店における調理従事者、家庭で調理を行う者などが含まれます。)を介して汚染された食品を食べた場合、ノロウイルスに汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合、ノロウイルスに汚染された井戸水や簡易水道を消毒不十分で摂取した場合などで感染することがあります。 どんな症状?感染から24~48時間で吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱など胃腸炎症状を発症します。 感染しても症状が出なかったり(不顕性感染)、風邪のような症状しか出ないこともあります。症状が出なくても、感染するとノロウイルスを便中に排出するため、手洗いなどが不十分であると、気づかずに食品を汚染したり、他の人にうつす危険があります。 また、下痢等の症状がなくなっても、1週間から1か月程度ウイルスの排出が続くことがあります。 ※高齢の方や小さいお子様のほか、基礎疾患をお持ちの方など、免疫が十分でない方は症状が重篤化し、場合によっては命に関わる状況になることもありますので注意が必要です。 ノロウイルスには、特効薬やワクチンはありません。 どうやって食中毒を予防する?
ノロウイルスに効果がある消毒剤には何があるの?塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸水等)を使用し、効果的な消毒を行うことができます。また、市販の漂白剤(塩素濃度約5%)を希釈して、消毒液として利用することも可能です。 消毒用エタノールでは、十分な効果を得られない場合があります。 消毒剤は、濃度・方法等、製品の指示を守って使用してください。 |
ノロウイルスによる感染性胃腸炎に感染した人が、食中毒の原因となってしまうことがあります。
感染性胃腸炎を、感染者の周りの人に拡げないことも食中毒の予防につながります。
ノロウイルス食中毒の予防には、「持ち込まない」「拡げない」「やっつける(加熱する)」「つけない」ことが必要です。
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