重要なお知らせ
更新日:2022年11月1日
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栃木県では、11月から3月を「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」と定め、本年度もノロウイルス食中毒予防対策の徹底について、関係機関、団体等を通じて幅広い注意喚起を推進しております。2022/2023シーズンは、1月に入りノロウイルス食中毒が発生する危険性が高まってきたことから、1月19日付けで「ノロウイルス食中毒特別警戒情報」を発信しました。
このことから、ノロウイルスによる食中毒を正しく理解し、より一層予防対策に努めましょう!
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河川水、海水、二枚貝など
とても小さい(30ナノメートル) 感染力が強い(10-100個だけでも感染する) 人の腸内で増えて胃腸炎症状を起こす |
ノロウイルスによる食中毒についてノロウイルスに感染している食品取扱者が手や調理器具等を介して汚染した食品を食べた場合や、ノロウイルスに汚染された二枚貝を生あるいは十分に加熱しないで食べた場合などで感染することがあります(食中毒)。 また、ノロウイルスは感染力がとても強いため、感染した人の便やおう吐物から、他の人に感染することがあります(感染症)。 どんな症状がでる?多くは、感染から1~2日で、主な症状に吐き気、おう吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。 感染しても症状が出なかったり、かぜのような症状しか出ないこともあります。症状が出なくても、感染するとノロウイルスを便中に排出しているため、気づかず他の人にうつす危険があります(不顕性感染)。 ※高齢の方や小さいお子様のほか、基礎疾患をお持ちの方など、免疫が十分でない方などは症状が重篤化し、場合によっては命に関わる状況になることもありますので注意が必要です。 ノロウイルスには、特効薬やワクチンはありません。 どうやって食中毒を予防する?
ノロウイルスに効果がある消毒剤には何があるの?塩素系消毒剤(次亜塩素酸ナトリウム、亜塩素酸水等)を使用し、効果的な消毒を行うことができます。また、市販の漂白剤(塩素濃度約5%)を希釈して、消毒液として利用することも可能です。 消毒剤は、濃度・方法等、製品の指示を守って使用してください。 |
ノロウイルスによる感染性胃腸炎に感染した人が、食中毒の原因となってしまうことがあります。
感染性胃腸炎を、感染者の周りの人に拡げないことも食中毒の予防につながります。
ノロウイルス食中毒の予防には、「持ち込まない」「拡げない」「やっつける(加熱する)」「つけない」ことが必要です。
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