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更新日:2021年10月14日

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正しい知識で薬物乱用を防ごう

1 薬物乱用って何ですか?

 薬物乱用とは、「決められたルールを守らないで、薬物を使用すること」を言います。

 例えば、

 ・法律で禁止された薬物を使用すること

 ・医薬品を本来の目的以外で使用すること

が薬物乱用に当たります。

2 乱用される薬物はどのようなものですか?

 乱用される薬物には、覚醒剤や麻薬の他、向精神薬、有機溶剤、ハーブ等に薬物を混入させた危険ドラッグなどがあります。

 また、乱用される薬物は、色々な名前や形状で忍び寄ってくるので、だまされないように注意が必要です。

乱用される薬物の例

名称 覚醒剤 大麻 MDMA 有機溶剤 危険ドラッグ
通称

シャブ、スピード、エスなど

ハッパ、クサ、野菜など

エクスタシー、バツなど

シンナー、アンパン、ジュントロなど

ハーブ、お香、アロマオイルなど

写真 覚醒剤 大麻 MDMA シンナー 危険ドラッグ

 

3 薬物を乱用するとどうなりますか?

心と体に取り返しのつかない障害が起きる

 乱用される薬物は、脳に作用し、意識障害や、幻覚・妄想などを引き起こします。また、心臓や肝臓などに障害を引き起こし、死亡することもあります。特に、一度ダメージを受けた脳は元に戻らないため、一生後遺症に苦しむことになります。

薬物乱用イラスト

やめたくてもやめられなくなる

 乱用される薬物には、依存性(やめたくてもやめられなくなる)と耐性(同じ量では効きにくくなる)があります。

 このため、薬物を乱用するとやめられなくなり、徐々に使用量と回数が増え、より依存性が強まる悪循環になってしまいます。

重大な事故や犯罪を引き起こす

 薬物乱用の影響(正常な判断ができない、運動機能が低下、幻覚・妄想に襲われるなど)で、重大な事故や事件が数多く引き起こされています。

 また、薬物の乱用を続けるためにお金が必要になって、犯罪に手を染めるケースも少なくありません。 

4 薬物乱用を防ぐにはどうしたらいいですか?

誘われてもはっきり断ろう

 薬物乱用者の多くは、違法な薬物を身近な人から勧められたことをきっかけに、乱用をはじめます。

 「やせる薬だから」「疲れがとれるよ」「いやなことが忘れられる」など言葉たくみに誘われても、はっきり断ることが重要です。

SNSでの薬物の誘いには乗らない

 近年は薬物が密売される手段として、拡大しているのがSNSです。SNSを通して薬物の売人と関わることは多くの危険を伴います。もし、そのような投稿を見つけても絶対に誘いに乗らないようにしましょう。

 薬物乱用防止

 

お問い合わせ

県東健康福祉センター

〒321-4305 真岡市荒町116-1

電話番号:0285-82-3321

ファックス番号:0285-84-7438

Email:kentou-kfc@pref.tochigi.lg.jp

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