インフルエンザを予防しましょう
インフルエンザを発症すると次の症状が出現します。(国立感染症研究所感染症情報センター、インフルエンザQ&A抜粋)
- 急に発症する38度以上の発熱
- 頭痛
- 関節痛や筋肉痛
- 咽頭痛(のどの痛い)
- 鼻汁(鼻水)
- 咳 など
大多数の人では、特に治療を行なわなくても約1週間で自然治癒しますが、乳幼児、高齢者、基礎疾患をもつ人では、気管支炎、肺炎などを併発したり基礎疾患の悪化を招いたりするなどして、最悪の場合死に至ることもあります。
次のことに注意して、インフルエンザの発病や感染拡大を防止しましょう。
- 日ごろからの注意(感染・発病予防策)
- 人混みを避ける、手洗い、うがい
インフルエンザは、「咳やくしゃみとともに放出されたウイルスを吸い込むことによっておこる飛沫感染」、「ウイルスが付着したものをふれた後に目・鼻・口などに触れることで、粘膜・結膜などを通じて感染する接触感染」が主と言われています。
- ワクチン接種
インフルエンザワクチンは、感染・発病した場合の重症化防止に有効と報告されています。流行する前に計画的にワクチン接種を受けましょう。
- 発生状況の確認
県内医療機関(平成22年10月現在、76箇所)と連携し、週単位でインフルエンザの発生状況を集計しています。その結果は、栃木県感染症情報センター(外部リンク)を参照してください。
- 症状が出てしまったら(感染拡大防止対策)
- マスク着用(咳エチケット)
発病している方がマスクを着用することで、外に出される咳やくしゃみによる飛沫の量が少なくなります。
マスク等がない場合でくしゃみをする場合は、ハンカチやティッシュペーパー等で口を押さえ、他人にくしゃみがかからない方向を向きましょう。
- 手洗い
咳やくしゃみを手で抑えたり、ティッシュペーパー等で鼻をかむと、手にウイルスが付着してしまうので、症状が出た後も手洗いは大切です。
- 医療機関受診、確実な療養
今は特別な医療機関を受診する必要はありませんので、かかりつけ医やお近くの医療機関を受診してください。
ただし、受診する前に受診先の医療機関に電話で症状等を説明し、受診する際の注意事項を確認してください。
また、発症後3~7日間ウイルスを排出すると言われていますので、症状が治まっても外出せず、確実に療養することが大切です。なお、咳などの症状が続いている場合には、咳エチケットをお願いします。
休日や夜間に診療している医療機関は、とちぎ医療情報ネット(外部リンク)をご参照ください。
当所においては、次のとおり電話相談窓口を設置しております。
時間 9時から17時(土日、祝日除く)
電話 0285-22-1219
FAX 0285-22-8403 ※電話での対応が困難な方