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更新日:2024年1月23日

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家族経営協定を結ぼう

家族経営協定とは

家族経営協定とは、農業経営にたずさわる家族(各世帯員)が、魅力的な農業経営を目指し、意欲とやり甲斐を持って、農業経営に参画できる経営方針や役割分担、働きやすい就業環境などについて、家族間で十分な話し合いにより取り決めることです。

協定締結の目的

本県の農業は、家族単位で農業を営む家族経営が中心です。家族農業経営は、家族だからこその良い点がたくさんありますが、企業経営に比べ、経営と生活の境目が明確でなく、家族(各世帯員)の役割や労働時間、労働報酬などの就業条件が曖昧になりやすく、そこから様々な不満などが発生します。

このため、農業経営を経営主だけでなく、家族(配偶者や後継者)にとっても、魅力的でやり甲斐のあるものにするためには、家族みんなが主体的に経営に参画し、意欲と能力を存分に発揮できる環境を整備することが重要です。

家族経営協定の締結をきっかけとして、目指すべき農業経営の姿や、家族みんなが意欲的に働くことができる環境整備について、家族間で十分に話し合うことが、農業経営の改善につながります。

家族経営協定締結の推移

家族経営協定の推移

家族経営協定の進め方

家族経営協定の取り決めの内容や様式に決まりはありません。家族みんなで話し合いをして、必要なことを決めていきましょう。

ステップ1

  • お互いの気持ちを伝えましよう。

(自分の現状や、日々どんなことを思っているのか、感謝など、お互いの気持ちを伝えてみましよう。)

ステップ2

  • お互いの負担や悩みを把握しましよう。

(家事・育児・介護など、現在の仕事の分担度合についても話し合いましよう。みんなで問題を共有し、負担の軽減や効率化できるかなどの解決方法(家族全員で分担、アウトソーシング、回数を減らすなど)を考えてみましよう。)

ステップ3

  • 盛り込む事項を決めましよう

ステップ1ステップ2を踏まえ、家族の生活・経営の実態に応じて合意を得たことを盛り込みましよう。すべて盛り込む必要はありませんが、新規に締結する場合は、経営方針、農作業の役割分担、収益の分配、労働時間・休暇なども決めましよう。

協定書は、市町、市町農業委員会、農業振興事務所などの指導機関の意見も聞きながら作成し、第三者である指導機関の立ち会いのもと、締結することにより実効性が高まります。

 

 

お問い合わせ

芳賀農業振興事務所

〒321-4305 真岡市荒町116-1 芳賀庁舎

電話番号:0285-82-3074

ファックス番号:0285-83-6245

Email:haga-nsj@pref.tochigi.lg.jp

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