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更新日:2020年4月28日

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家庭教育を支援します

家庭は、子どもの身体的・精神的成長を促し、基本的な生活習慣を身に付けるなど、すべての教育の出発点です。 

核家族化、少子化、地域における人間関係の希薄化、社会経済の変化等を背景として、現代社会は家庭教育が困難な時代となっており、子育てに関して不安や悩みを抱える保護者も増えています。

栃木県教育委員会では、地域全体で子育て中の保護者を支えるため、学習機会の提供や相談活動等の家庭教育を支援する様々な取組を行っています。 

家庭教育・子育て支援関係者広域ネットワーク

家庭教育・子育て支援関係者が会し、交流を図りながら、課題を抱える保護者の学習の機会を拡充するための具体的方策等について協議することにより、各市町の担当者同士のネットワークを図るとともに、家庭教育支援の充実に資するため、「家庭教育・子育て支援関係者広域ネットワーク」を行っています。

家庭教育支援プログラムの普及

家庭の教育力の向上を図るためには、親が親としての役割を学ぶことが重要であり、行政が積極的に支援することが求められています。市町などが実施する「親学習(子育てに必要な知識やスキルを親が学ぶ)」普及・定着の取組を「親学習プログラム(平成17年度策定)」及び「親学習プログラムアレンジ版(平成20年度策定)」、「思春期版家庭教育支援プログラム(平成23年度策定)」を活用して支援しています。

親学習プログラム・親学習プログラムアレンジ版

子どもの理解や、子どもへの接し方、親子のコミュニケーション等、子育てに必要な知識やスキルについて、保護者同士が話し合い、交流しながら主体的に学ぶ、参加型の学習プログラムです。市町や家庭教育支援団体と連携し、就学時健康診断、PTA研修会、保護者会、家庭教育学級、乳幼児学級等の様々な学習機会での活用を支援しています。

親学習プログラム        親学習プログラムアレンジ版

思春期版家庭教育支援プログラム

思春期の子どもは心身ともに不安定になりやすく、親の子どもへの関わり方や基本的生活習慣の確立等、家庭教育支援の充実を図ることは極めて重要です。そこで、保護者にとって身近な中学校や高等学校、特別支援学校をステージに、学校行事やPTA活動等で気軽に活用できる「思春期版家庭教育支援プログラム」の周知を図っています。

指導者の養成

家庭の教育力の向上を図るために、親同士が交流しながら子育てに必要な知識やスキル等を学ぶ「家庭教育支援プログラム」を活用できる指導者を養成しています。

家庭教育支援プログラム指導者研修の内容

  • 親学習プログラムについて
  • 思春期版家庭教育支援プログラムについて
  • ファシリテーション技術、プログラム展開について  等 

とちぎの高校生「じぶん未来学」

 高校生が、親・家族・家庭などの意義や役割、地域の人間関係など地域社会について主体的に学ぶことにより、次世代を育成し、地域への愛着や定住意識の醸成を図るとともに、地域を支え守る気持ちをはぐくむため、とちぎの高校生「じぶん未来学」プログラムを推進しています。これらのプログラムを掲載した冊子は、栃木県内の全ての高校生に配布されています。冊子に掲載されているワークシートの一部分を紹介します。

「じぶん未来学」ワークシート

 

じぶん未来学(表紙)  じぶん未来学の視点

 

     じぶん未来学の構成

 

 ホットほっと電話相談・メール相談

家庭教育や子育てに不安を抱える方や、いじめや学校生活で悩みを抱えている子どもたちがいつでも気軽に相談できるよう、電話相談及びメール相談を行っています。

家族形態の変化や近隣との人間関係の希薄化が進行し、子育てに関して不安を感じている保護者が増えています。また、子どもたちが抱える悩みや問題も多岐にわたり深刻化しています。こうした中で、家庭教育について自主的に学習や相談活動を行い、地域に根ざした支援・援助ができる家庭教育オピニオンリーダーを養成しています。 

家庭教育オピニオンリーダー研修の内容

  • 講話:「家庭教育支援に求められるもの」「現代の子どもを取り巻く環境と課題」
  • 演習:「カウンセリングの実際」「家庭教育支援事業の企画」
  • 事例研究:「家庭教育オピニオンリーダーの活動」等 

〈受講後の活動〉受講者で栃木県家庭教育オピニオンリーダー連合会を結成。各地区で家庭教育支援・援助活動を実施。会員数は517名(平成30年4月現在)

 養成研修の詳細については、とちぎの子育て・家庭教育支援サイト「とちぎレインボーネット」(外部サイトへリンク)をご覧ください。

家庭・地域いじめ対策教育支援事業

心豊かで健やかな子どもたちを育むために、社会全体で喫緊の課題であるいじめを許さない環境づくりを行うとともに、いじめ防止に資する保護者等地域住民に対する学習機会や、子どもの自尊感情を高め、生命の大切さや他人を思いやる心を身につけさせる様々な体験活動や異年齢での交流機会の提供を行っています。

地域課題解決型学習推進事業

地域の課題に対し地域住民が協働して取り組む力を育成するため、地域住民の学習を支援する「地域元気プログラム」を普及・展開します。

 

家庭教育支援チームの取組支援

身近な地域における家庭教育支援を推進するため、地域の子育て経験者や専門家等の連携による「家庭教育支援チーム」を設置し、家庭教育に関する情報・学習機会をきめ細かく提供したり、積極的かつきめ細かな相談体制の充実を図っています。 

 

家庭教育資料

児童生徒の不登校やいじめの原因の一つとして家庭の教育力の低下が指摘されています。そこで、家庭教育の重要性や思春期の子どもたちとの接し方等についてのハンドブックを作成し、ホームページ上に掲載しています

  • 家庭教育ノート・れんらく帳「ほのか」

家庭教育の基盤である親子の絆を深めたり、家庭と学校が子どもについて互いに理解できるようなノートを連合教育会より小学校1年生に頒布します。(県教委との共編)

お父さん・お母さんの家庭教育を応援するため、文部科学省が作成した「家庭教育手帳」がダウンロードできます。 

 

 

お問い合わせ

生涯学習課

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎南別館5階

電話番号:028-623-3404

ファックス番号:028-623-3406

Email:syougai-gakusyuu@pref.tochigi.lg.jp