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更新日:2023年2月10日

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自治医科大学(栃木県枠)について

自治医科大学とは

自治医科大学は、へき地など専ら十分な医療が届かない地域で活躍する医師を養成するため、地域医療に対する気概と高度な医療能力を持つ医師の養成を目的として、全国の都道府県が共同で昭和47年に設立した医科大学です。

同大学では、入学者全員に対して入学金や授業料などを修学資金として貸与し、大学卒業後、出身都道府県知事が指定する公的医療機関等に医師として一定期間勤務すると修学資金の返還が免除されます。

修学資金制度の仕組み

貸与額

6年間で2,300万円

授業料180万円(年額)、実験実習費年額50万円(年額)、施設設備料年額130万円(年額)、

入学料100万円、入学時学業準備費400,000円

貸与期間

自治医科大学に入学した年度の4月から同大学を卒業するまでの6年間

返還免除

栃木県職員として、栃木県の指定する公的医療機関等に修学資金貸与年数の1.5倍の期間(初期臨床研修期間を含む。)勤務すると返還が免除されます。

通常は9年間で、初期臨床研修期間(自治医科大学附属病院で実施)の2年間を含みます。

修学資金の返還

上記の返還免除要件を満たさない場合は、貸与を受けた額に年10%の割合で計算した利息を加えて一括返還しなければなりません。

入学者選抜の概要

募集定員

各都道府県から毎年2名から3名の入学者が選抜されます。

また、本県では、上記入学者に加えて、栃木県地域枠として3名の入学者が選抜されます。

なお、栃木県地域枠の設置は、令和5年度入学者までの時限措置であり、令和6年度入学者の扱いについては未定です。

一次試験

一次試験は、志願者の出身都道府県において、学力試験(マークシート式)と面接試験を実施します。

なお、面接試験は、学力試験の及第者に対してのみ実施します。

二次試験

二次試験は、自治医科大学において、学力試験(記述式)と面接を実施します。

卒業後の勤務(栃木県キャリア形成プログラム)

自治医科大学栃木県枠として入学した方は、大学卒業後、栃木県職員として採用され、「栃木県キャリア形成プログラム」に基づき、県内の公的医療機関等に派遣されます。

また、大学卒業後の勤務に当たっては、特に以下の点について御留意ください。

  1. 選択した診療科にかかわらず、卒後6年目以降、少なくとも1年間は、へき地診療所又はこれに準ずる医療機関で勤務することを基本とします。
  2. 原則として選択できる診療科は制限しませんが、地域医療に従事していただく観点から、内科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、麻酔科、救急科及び総合診療科の8科の選択を推奨しています。

お問い合わせ

医療政策課 地域医療担当

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館4階

電話番号:028-623-3145

ファックス番号:028-623-3131

Email:tic@pref.tochigi.lg.jp