組織の在り方を見直すきっかけに！

　令和6年1月26日に芳賀農業振興事務所主催による「集落営農経営力強化セミナー」を集落営農組織の代表者や関係機関52名の出席の下、開催しました。

　セミナーは、魅力ある地域づくり研究所と栃木県庁芳賀庁舎をオンラインでつなぎ、講演と事例発表の二部構成で開催しました。

　第一部では、魅力ある地域づくり研究所の可知代表から「地域における集落営農の役割と展望」と題し、10年後の地域農業を担う組織の在り方などについて「地域まるっと中間管理方式」による組織化の事例を交えながら講演いただきました。

　第二部では稲北集落営農組合の佐藤組合長から「園芸農家による土地利用型農業の取組」と題し、組合設立の経緯や園芸農家が土地利用型農業に取り組むための工夫などについて事例を発表いただきました。

　事例発表に対し、可知代表からは、「園芸農家が集落営農組合を立ち上げたのは素晴らしく、良い取組。これからの方向として、法人化も検討いただくことが必要と感じた。組織の発展に向けて、ぜひ行政等の関係者のバックアップも引き続きお願いしたい。」とコメントをいただきました。

　また、参加者からは「地域まるっと中間管理方式」による組織運営の質問などが出されるなど、本セミナーは将来の地域農業を担う組織が、組織運営を見直すきっかけになったと思われます。

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