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更新日:2014年7月9日

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Q&A

ここでは、いちご研究所へ問い合わせの多い質問内容について、紹介していきます。

Q1 いちごの交配方法を教えてください

A1 いちごの交配方法を写真で紹介します。

 

   
 母親にする花の雄しべを取り除きます  雄しべを取り除いた状態
   
 雌しべに父親の花粉をつけます  袋かけして育てます

 実が大きくなったら、ピンセット等で種子を採取します。

                                        

 Q2 いちごの種はどこにあるのですか?

 A2 いちごの赤い実は果実だと思われがちですが、じつは外側についている種のようなツブツブが本当の果実。この中に小さな種が入っています。赤い実は果実でなく「花托(かたく)」といって、果実のベッドの役目をしています。

   
 この粒が本当の果実です  

  

(2009年6月)

 Q3 スーパーで買ったいちごから、種をとって播いても芽がでますか?

 A3 スーパーで売っているいちごの種も発芽します。
 ただし、いちごの種には発芽しやすい環境が必要です。
 (1)光があること 
 土の上にパラパラと播いてください。土をかぶせると発芽しません。
 (2)水分があること
  乾いてしまうと発芽しません。種が小さいので、霧吹きなどで水やりをすると良いでしょう。

 

 また、種から育てたいちごは、もとのいちごとは違う性質になります。

 そのため、育ててもスーパーで買ったようなおいしいいちごは、出来ません。

 

   

 いちごの芽

播いてから10日~2週間程度で発芽します。

 

 

 Q4 果実が2つや3つ、くっついたいちごが生るのはどうしてですか?

 A4 写真のような奇形果が各花房の一番果(房の一番先頭の果実)に発生することがあります。これは、花芽分化の時期に窒素が多いときや草勢が旺盛なときに、複数の花芽が集合し、花托(Q2を参照)が変形してできるものです。
奇形果

 

 

 

 

お問い合わせ

農業総合研究センターいちご研究所

〒328-0007 栃木市大塚町2920

電話番号:0282-27-2715

ファックス番号:0282-27-8462

Email:nogyo-s-ichigo@pref.tochigi.lg.jp